睡眠時無呼吸症候群|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|麻酔を使った胃カメラ・大腸カメラ

兵庫県尼崎市塚口町1丁目3-30-1 ISHIDAIビル3F
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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|麻酔を使った胃カメラ・大腸カメラ

当院の睡眠時無呼吸症候群診療の特徴

当院の睡眠時無呼吸症候群診療の特徴

尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の患者様に対し、最適な治療を提供するための環境を整えています。

まず、睡眠時無呼吸症候群の診断においては、「アプノモニター」を用いた簡易検査を採用しており、睡眠中の呼吸状態や体内の酸素濃度をご自宅で簡単に測定することができます。
診断後は、CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)を中心に治療を進めます。CPAP療法は、無呼吸やいびきを軽減し、日中の眠気改善や高血圧等の改善といった効果が期待され、多くの患者様から好評をいただいています。

また、睡眠時無呼吸症候群が心筋梗塞心や脳卒中などの重篤な疾患と密接に関連していることを重視し、早期発見と適切な治療により合併症リスクを低減することを目指しています。

保険診療により、経済的負担を抑えながら高品質な医療を提供しています。睡眠時無呼吸症候群が疑われる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、寝ている間に一時的に呼吸が止まる、もしくは浅くなることによって体内の酸素濃度が低下する疾患です。代表的な症状はいびきや起床時の頭痛で、眠りが浅くなるため、日中に強い眠気や倦怠感を生じることがあります。放置すると、血管・心臓・脳に大きな負担がかかり、高血圧症や狭心症、心筋梗塞、脳卒中など命の危機に直結する病気を合併することもあります。できるだけ早く診断し、治療をはじめることが大切です。

睡眠時無呼吸症候群の主な原因

睡眠時無呼吸症候群の原因は、鼻から気管にかけての気道と呼ばれる空気の通り道が狭くなることです。狭くなった気道を空気が通ることでいびきが生じます。気道が狭くなる要因は、肥満による首や喉(のど)まわりの脂肪沈着、あごが十分発育していない小顎症(しょうがくしょう)、扁桃肥大、舌根(ぜっこん)・口蓋垂(こうがいすい)・軟口蓋(なんこうがい)による狭窄などがあります。また、加齢や睡眠時における呼吸の調節能力の低下など、機能的な要因も関連します。
睡眠時無呼吸症候群は、男性は30~60代によくみられ、女性は閉経後に多くホルモンバランスの変化も一因とされています。

睡眠時無呼吸症候群でみられる主な症状

就寝時

いびきがひどい、呼吸が止まる・むせる、息苦しさを感じる、寝相が悪い、寝汗をよくかく、頻尿

起床時

頭が痛い、口が乾いている、いくら寝ても疲れがとれない、熟睡感がない、体が重く感じる

日中

強い眠気、だるさ・倦怠感、集中力の低下、記憶力の低下、いつも疲れている、居眠りで支障をきたす(自動車の運転で事故を起こしそうになるなど)

睡眠時無呼吸症候群の検査

検査はご自宅でできる簡易検査と、専門の医療機関に一泊して行う精密検査(終夜睡眠ポリグラフ検査:PSG検査)がありますが、当院ではアプノモニターと呼ばれる簡易検査を採用しています。アプノモニターは手指や鼻下にセンサーを装着し、睡眠中の呼吸の様子や体内の酸素濃度などを調べることができます。

症状の程度や原因に応じた治療法

症状の程度や原因に応じた治療法

治療には対症療法と根治療法があり、症状の程度や原因に応じて選択します。
当院では、対症療法としてCPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)を採用しています。
CPAP療法は幅広い程度の睡眠時無呼吸症候群に有効な治療法です。睡眠中に鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道を開存させて治療します。睡眠中の無呼吸・いびきが減少し、眠気の改善や血圧を下げる効果も期待できます。「CPAP療法を開始してから仕事の集中力が上がった」「血圧が安定して、体の調子が良い」といったお声も数多くいただいております。
原因が肥満の場合は減量が根治療法であり、対症療法を組み合わせて進めます。あごの小ささや扁桃肥大などが原因の場合は、手術が根治療法となります。鼻疾患を有している場合、CPAP療法で十分な効果が得られないことがあります。このような場合も手術が検討されます。

睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病

睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病

睡眠時無呼吸症候群は世界的にも有病率が高く、様々な生活習慣病と関連することがわかっています。閉塞性睡眠時無呼吸(以下、閉塞性)は、高血圧や心不全、脳卒中、不整脈、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)などの発症リスクを高めることが報告されています。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群の早期発見と治療は、これらの生活習慣病の予防や重症化の抑制に寄与するため、専門的な診断と適切な管理が不可欠です。

睡眠時無呼吸症候群治療の費用

睡眠時無呼吸症候群治療の費用

当院は保険診療を行う医療機関であり、睡眠時無呼吸症候群の診療における費用は、厚生労働省の規定に準じています。以下は3割負担の患者様の場合の費用目安です。
1割負担の方は記載の費用の約1/3、2割負担の方は約2/3が目安となります。

3割負担
簡易検査(アプノモニター) 約2,700円
CPAP療法 約4,500円(1ヶ月あたり)

※一般的な目安であり、診察内容や追加検査により費用が異なる場合があります。
※初診料・再診料・血液検査等の費用は含まれておりません。

お支払い方法

現金以外に、クレジットカード決済に対応しております。