
胃カメラ検査
胃カメラ検査
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックでは、日本消化器内視鏡学会専門医による胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査/胃内視鏡検査)を毎日実施しています。
胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査/胃内視鏡検査)は、口または鼻から内視鏡を挿入し、上部消化管(咽頭・食道・胃・十二指腸)をリアルタイムで直接観察する検査です。この検査は、微小な病変を発見する能力に優れ、胃X線検査(胃バリウム検査)よりも精密な診断が可能です。複数の研究において胃がんによる死亡率を減少させる効果が報告されており、胃がん検診の手段としても広く普及しています。また、胃がんだけでなく、咽頭がん、食道がん、十二指腸がん、逆流性食道炎、萎縮性胃炎、胃潰瘍・十二指腸潰瘍といった様々な病気の診断に役立ちます。
胃カメラ検査では、組織採取(生検)による病理診断・ピロリ菌検査や、出血に対する止血処置、アニサキスなどの異物除去といった処置を行うことができます。検査時間は約5〜10分程度です。当院では、豊富な経験と高い技術力を活かし、負担を最大限に軽減しながら、短時間で正確な検査を行うことを大切にしています。
気になる症状がおありの方、40歳を過ぎて胃がん等のチェックをお考えの方、または胃バリウム検査等で異常を指摘された方は、ぜひ尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。
当院では、患者様に安心して快適に検査を受けていただけるよう、以下のような特徴を備えています。
1.経験豊富な院長がすべての検査を担当
胃カメラ検査の快適さや病変の発見率は、医師の技術によって大きく異なります。当院では、日本消化器内視鏡学会専門医である院長がすべての検査を担当しています。院長は、京都大学医学部附属病院や大阪国際がんセンターといった国内有数の医療機関で、2万件以上の内視鏡検査と治療の経験を積んでまいりました。患者様の負担を軽減するための細やかな配慮を徹底し、早期食道がんや早期胃がんといった専門家でも難しいとされる病変の発見を得意としています。初めて胃カメラ検査を受ける方や過去に苦しい経験をされた方も、安心してご相談ください。
2.麻酔(鎮静剤)の使用による快適な検査
当院では、麻酔(鎮静剤)を使用することで、眠った状態で胃カメラ検査を受けていただくことができます。体質などによって嘔吐反射(「おえっ」とえずくこと)や咳がつらい方も、鎮静剤の効果によりこれらの反応が抑制されます。「目が覚めたら検査が終わっていた」と感じる方も多いです。検査終了後はリカバリールームで鎮静剤の効果が切れるまでご休憩いただき、安全にご帰宅いただけます。
※鎮静剤を使用した場合は、当日の車や自転車の運転はお控えください。
3.嘔吐反射を軽減する細径内視鏡
当院では、従来型の胃カメラより細い外径5~6ミリ程度の細径内視鏡も取り揃えており、麻酔を使用しない場合でも快適に検査を受けていただけます。経鼻(鼻から挿入)、経口(口から挿入)のどちらの方法でも対応可能です。数年前までは、「細径内視鏡は画質が悪く、病変を発見しづらい。」という考え方が一般的でしたが、当院では新しい機種を導入しており、通常径の内視鏡とかわらない高画質での診断が可能です。
4.受診当日の胃カメラ検査が可能
当院では、突然の腹痛などの場合、受診当日にそのまま胃カメラ検査を受けていただける体制を整えています。当日胃カメラをご希望の場合は、絶食でお越しください。
なお、当日検査の枠には限りがございます。確実にご利用いただくため、事前にweb予約またはお電話で空き状況をご確認ください。
5.大腸カメラ検査との同日実施が可能
当院では、胃カメラ検査と同じ日に大腸カメラ検査も実施することが可能です。別々の日に検査を受ける必要がないため、時間的・身体的な負担を軽減できます。特に、麻酔(鎮静剤)を使用する場合は、1回の麻酔で両方の検査を行えることがメリットです。同日検査をご希望の際は、お気軽にお問い合わせください。
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webまたはお電話でご予約ください。
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野菜など繊維質の多い食べ物は控え、夕食は21時までに済ませてください。水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。
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・朝から絶食のままご来院ください。
・水、お茶、スポーツドリンクは摂取可能です。
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検査前の問診を行ったあと、内視鏡室のベッドに横になっていただきます。
鎮静剤を注射しリラックスした状態で検査を受けていただきます。
(鎮静剤を希望されない場合、注射はありません)。
※検査時間:5~10分程度
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検査終了後はリカバリールームで30分ほどご休憩いただき、その後、医師より検査結果について説明があります(鎮静剤を使用しない場合はリカバリールームでの休憩は必要ありません)。食事は、検査後1時間ほどで摂取可能になります。
※鎮静剤を使用した場合、自動車・自転車・バイク等の運転はできませんのでご注意ください。
当院は保険診療を行う医療機関であり、胃カメラ検査の費用は、厚生労働省の規定に準じています。以下は3割負担の患者様の場合の費用目安です。
1割負担の方は記載の費用の約1/3、2割負担の方は約2/3が目安となります。
3割負担 | |
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胃カメラ検査(観察のみ) | 約4,000円 |
+病理組織検査 | +約3,500〜7,000円 |
+ピロリ菌検査 | +約700円 |
※一般的な目安であり、診察内容や追加検査により費用が異なる場合があります。
※病理組織検査とは、病変の組織を一部採取して、顕微鏡で確認する検査です。
採取する組織の数により費用が変わります。
※初診料・再診料・血液検査等の費用は含まれておりません。
現金以外に、クレジットカード決済に対応しております。
朝から絶食されている場合、受診当日の胃カメラ検査が可能です。
webまたはお電話でご予約ください。当日の予約状況にもよりますが、予約枠に空きがあれば検査を受けていただくことができます。
胃カメラ検査の際に、麻酔(鎮静剤)を使用された方は、検査後、自動車・自転車・バイク等の運転はできません。安全のためにも、公共交通機関もしくは付き添いの方のお車などをご利用ください。
胃カメラ検査後すぐは誤嚥(むせて食物が気道に入ること)を起こす可能性がありますので、お食事は検査後1時間以上経過してからとるようにしてください。
組織生検を行った場合、出血予防のため当日の飲酒は控えてください。激しい運動やサウナ、長時間の入浴も控えていただき、軽いシャワーなどでお済ませください。
検査後の食事制限はありませんが、なるべく消化の良い物をとるようにしてください。
胃カメラ検査は、生理中でも問題なく実施することができます。
当院では、妊娠中の方の胃カメラ検査は、母子への負担になるため、よほどの緊急性がある場合を除いておすすめしておりません。胃カメラ検査の必要があると判断した場合は、産婦人科と消化器内科のある総合病院へご紹介させていただくことも可能ですので、ぜひご相談ください。
一方、授乳中の方が胃カメラ検査を受けることは可能です。ただし、鎮静剤などの薬剤が乳児に影響する可能性があるため、検査後から授乳再開までは一定の間隔を空けていただく必要があります。どのくらい間隔を空けるべきかは使用する薬剤によっても異なりますので、検査前に医師にご相談ください。