
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
当院では、胃腸の不調に対する胃カメラ検査(上部消化管内視鏡)を毎日実施しています。
胃カメラ検査は、鎮静剤(静脈麻酔)を使用して行うケースが増えており、当院でも対応可能ですが、当日にお車・バイク・自転車の運転を予定している方は安全面の観点から鎮静剤を使用することができません。
そこで、検査当日に運転の予定がおありの方には「鎮静剤なし」の経鼻胃カメラという選択肢もご用意しています。
「鎮静剤を使わずに受けると苦しいのでは?」とご不安な方も多いかもしれませんが、
実際には、鎮静剤なしでも比較的ラクに受けられる方法として経鼻胃カメラを選ばれる方が多くいらっしゃいます。
今回は、鎮静なしで行う経鼻胃カメラの特徴やメリット、安心して検査を受けていただくための工夫をご紹介します。
鎮静なしで行う経鼻胃カメラのメリット
- ■ 検査後すぐに日常生活に戻れる
鎮静剤を使用しないため、ふらつきや眠気がなく、そのままお車の運転やお仕事への復帰も可能です。 - ■ 嘔吐反射が起きにくい
口からの内視鏡と違い、喉を通らないため「オエッ」となりにくく、身体へのストレスが少ないのが特徴です。 - ■ 医師と会話しながら検査できる
意識がはっきりしているため、「痛みはありませんか?」「ここが少し赤いですね」など、状態を確認しながら進められます。 - ■ 身体への負担が少ない
鎮静剤による副作用(眠気、ふらつき、血圧低下、呼吸抑制など)のリスクがなく、高齢の方や基礎疾患のある方にも適した方法です。
不安に感じる方へ|当院の対応
「鎮静なしで大丈夫かな」「鼻からって痛そう…」というご不安もあるかと思います。
当院では、検査前にしっかりと鼻腔麻酔を行い、細径スコープを用いて負担の少ない検査を実施しています。
医師と看護師が常に声をかけながら対応いたしますので、初めての方や不安をお持ちの方も安心して受けていただけます。
検査はすべて、内視鏡経験2万件以上の院長が責任をもって対応いたします。
また、当日の体調やご希望を伺い、経鼻・経口、鎮静あり・なしの最適な方法をご提案いたします。
こんな方におすすめです
- ■ 当日車やバイク、自転車の運転を予定している方
- ■ 鎮静剤を使えない/使いたくない方
- ■ 嘔吐反射が強く、口からの胃カメラがつらい方
- ■ 忙しくて、検査後すぐに日常生活に戻りたい方
最後に|安心できる方法で検査を受けましょう
胃カメラ検査は、胃がんや胃潰瘍などの早期発見に欠かせない大切な検査です。
「つらそう」「怖い」という印象で避けてしまうのはとてももったいないことです。
当院では、できるだけ負担を少なく、安心して受けられる方法を一緒に考え、ご提案しています。
「鼻からの胃カメラってどんな感じ?」「鎮静なしで本当に大丈夫?」など、どんなご相談も歓迎です。
胃の不調や検診での指摘など、気になることがあれば、当院受診をご検討ください。
検査内容については 胃カメラ検査ページ でも詳しくご紹介しています。