胃ポリープはいつ切除する?|大腸ポリープとの違いも解説|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|尼崎市の胃カメラ・大腸カメラ

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胃ポリープはいつ切除する?|大腸ポリープとの違いも解説

胃ポリープはいつ切除する?|大腸ポリープとの違いも解説|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|尼崎市の胃カメラ・大腸カメラ

尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。

健康診断や人間ドックの胃カメラ検査で「胃にポリープがありました」と言われ、不安になった経験はありませんか?ポリープと聞くと「がんのもとではないか」「すぐに切除が必要では」と思われる方も少なくありません。しかし、胃ポリープには種類があり、その多くは経過観察で十分なことが多いのです。一方で、大腸ポリープは放置するとがん化するリスクがあるため切除が勧められるケースが多いなど、臓器によって考え方が異なります。本記事では、胃ポリープの特徴と切除が必要となるケース、大腸ポリープとの違いをやさしく解説します。

◆ 胃ポリープとは

胃ポリープとは、胃の内側の粘膜が盛り上がった状態を指します。胃カメラで偶然見つかることが多く、自覚症状はほとんどありません。代表的な種類は以下の通りです。

  • 過形成性ポリープ:炎症の影響でできるポリープ。多くは良性で経過観察。
  • 胃底腺ポリープ:胃酸を分泌する部位にできやすい。小さくがん化リスクは低い。
  • 腺腫性ポリープ:前がん病変とされ、切除が推奨される。

◆ 大腸ポリープとの違い

大腸ポリープは胃と異なり、腺腫性ポリープが大半を占めます。腺腫は放置すると時間とともにがん化するリスクがあるため、大腸カメラ検査で発見された場合にはその場で切除されることが一般的です。
胃ポリープは種類によっては経過観察でよいことが多いのに対し、大腸ポリープは積極的に切除してがん予防につなげる点が大きな違いです。
当院では眠ったまま受けられる胃カメラ大腸カメラに対応し、発見から切除までスムーズに行える体制を整えています。

◆ 胃ポリープを切除するのはどんなとき?

胃ポリープはすべて切除するわけではなく、次のような場合に切除が検討されます。

  • ・腺腫性ポリープと診断された場合(がん化リスクがある)
  • ・大きさが1cmを超えている場合
  • ・形状が不整で、がんの可能性が否定できない場合
  • ・出血や貧血の原因となっている場合

過形成性ポリープや胃底腺ポリープは多くの場合切除不要ですが、サイズが大きい場合や症状の原因となっている場合には治療を検討します。

◆ 症状と受診のきっかけ

胃ポリープ自体は無症状のことがほとんどですが、まれに次のような症状で受診につながることがあります。

  • ・胃もたれ
  • ・胃の不快感や痛み
  • ・吐き気
  • ・鉄欠乏性貧血(出血を伴う場合)

こうした症状が続く場合は、胃カメラ検査を受けることをおすすめします。

◆ 胃ポリープの原因や背景

胃ポリープの発生には、慢性胃炎やピロリ菌感染、長期の胃酸抑制薬の使用などが関与することがあります。特にピロリ菌感染は胃がん発生にも深く関わっており、除菌治療を行うことで新たなポリープの出現を抑えられる場合があります。

◆ 予防のためにできること

  • ・ピロリ菌感染の有無を確認し、必要に応じて除菌治療を行う
  • ・バランスのよい食生活と禁煙を心がける
  • ・過度の飲酒を控える
  • ・定期的な胃カメラ検査を受ける

◆ 検査と治療の流れ

当院では、胃カメラでポリープを確認し、必要に応じて組織検査(生検)を行います。腺腫性ポリープやがんが疑われる場合は、内視鏡的に切除します。
大腸ポリープは発見次第、その場で切除が可能です。日帰りでの大腸ポリープ切除にも対応しており、検査と治療を同日に行うことができます。

◆ 受診の目安

以下のような場合には、早めの受診をおすすめします。

  • ・健診や人間ドックで胃ポリープを指摘された
  • ・胃の不快感や胃もたれが続く
  • ・家族に胃がんや大腸がんの既往がある
  • ・便潜血検査で陽性を指摘された

胃や大腸の病気は自覚症状が乏しいまま進行することがあります。胃カメラ大腸カメラでしっかり確認することが安心につながります。

◆ 当院の取り組み

当院では眠ったまま受けられる胃カメラ・大腸カメラに対応し、日帰り大腸ポリープ切除も可能です。
院長は京都大学医学部附属病院や大阪国際がんセンターで20,000件以上の内視鏡検査・治療を経験しており、豊富な知識と技術で患者さんをサポートします。
必要に応じてCTやエコーなども組み合わせ、総合的に評価します。

◆ まとめ

胃ポリープは多くの場合良性で経過観察が可能ですが、腺腫性ポリープや大きなポリープでは切除が必要です。一方で大腸ポリープは将来のがん化を防ぐため、切除が基本です。
健診でポリープを指摘された場合は、不安を抱えたままにせず専門医に相談し、適切な検査を受けることが大切です。当院では安心して検査・治療を受けていただける体制を整えています。


阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|消化器内科・内視鏡内科・肛門外科・内科

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