
こんにちは。尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
健康診断で「貧血」と言われると、多くの方が「特に症状はないけれど大丈夫だろうか」と不安を感じられます。
今回は貧血の定義・原因・必要な検査や治療についてわかりやすく説明します。
貧血とは?
貧血とは、血液中のヘモグロビン(赤血球の酸素を運ぶタンパク質)が基準値より低下している状態を指します。
一般的には男性で13g/dL未満、女性で12g/dL未満を貧血と定義します(世界保健機関WHO基準)。
症状としては、だるさ・息切れ・動悸・めまい・顔色不良・集中力低下などが現れることがあります。ただし軽度の貧血では自覚症状が乏しいことも多いため、健康診断での指摘は大切なサインになります。
貧血の主な原因
貧血にはさまざまなタイプがあり、原因を見極めることが重要です。
- ■鉄欠乏性貧血:最も多いタイプ。月経過多や胃潰瘍・大腸ポリープ・大腸がんなどからの慢性的な出血が原因になることもあります。
 - ■巨赤芽球性貧血:ビタミンB12や葉酸不足によって起こります。
 - ■再生不良性貧血:骨髄で赤血球を作る力が低下するタイプ。
 - ■溶血性貧血:赤血球が壊されやすくなるタイプ。
 - ■慢性疾患に伴う貧血:腎不全や慢性炎症などによって起こります。
 
健康診断で貧血を指摘されたら
「単なる体質」や「女性だから仕方ない」と思い込むのは危険です。
特に消化管からの出血(胃潰瘍・胃がん・大腸ポリープ・大腸がんなど)が隠れていることもあるため、精密検査が必要です。
当院で行える精査
- ■胃カメラ検査:胃潰瘍・胃がん・ピロリ菌感染を確認。
 - ■大腸カメラ検査:大腸ポリープ・大腸がん・出血源を直接確認。
 - ■腹部エコー・CT検査:肝臓・腎臓・子宮など他臓器の評価。
 - ■血液検査:鉄・フェリチン・ビタミンB12・葉酸などの栄養状態や、溶血の有無をチェック。
 
当院では眠ったまま受けられる胃カメラ・大腸カメラに対応し、日帰りでの大腸ポリープ切除も可能です。院長は京都大学医学部附属病院や大阪国際がんセンターで20,000件以上の内視鏡検査を経験しており、安心して受けていただけます。
治療について
原因に応じて治療方法が異なります。
- ■鉄欠乏性貧血:鉄剤の内服・点滴補充、出血源の治療。
 - ■ビタミンB12欠乏・葉酸欠乏:サプリメントや注射で補充。
 - ■慢性疾患に伴う貧血:基礎疾患の治療を優先。
 
まとめ
健康診断で貧血を指摘されたら、「自覚症状がないから大丈夫」と放置せず、原因を明らかにすることが大切です。
消化管出血やがんなど重大な病気が隠れていることもあります。
気になる方はぜひ尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックにご相談ください。丁寧な検査とわかりやすい説明で、安心につなげます。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
  阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
  JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
  胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。
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