
目次
こんにちは。
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
大腸がんは、日本人で増加しているがんのひとつです。
その背景には高齢化だけでなく、生活習慣病の増加が深く関係していることが分かってきています。
今回は、糖尿病・肥満・脂質異常症・高血圧といった生活習慣病と、
大腸がんとの関係について、消化器内科医の視点から解説します。
■ 生活習慣病とはどのような病気でしょうか
生活習慣病とは、日々の食事・運動・飲酒・喫煙などの生活習慣が、
発症や進行に大きく関わる病気の総称です。
- ・糖尿病
- ・肥満(特に内臓脂肪型肥満)
- ・脂質異常症
- ・高血圧
これらは心筋梗塞や脳卒中の原因として知られていますが、
近年ではがんの発症リスクとも関連することが明らかになっています。
■ 糖尿病と大腸がんの関係
多くの疫学研究により、
糖尿病のある方は、大腸がんの発症リスクが高いことが報告されています。
その理由として、
- ・インスリン抵抗性
- ・高インスリン血症
- ・慢性的な炎症状態
が、大腸粘膜の細胞増殖を促進する可能性が指摘されています。
■ 肥満・内臓脂肪と大腸がん
肥満、特に内臓脂肪型肥満は、
大腸がんの明確な危険因子とされています。
脂肪組織は単なるエネルギーの貯蔵庫ではなく、
- ・炎症性物質
- ・ホルモン様物質
を分泌し、体内で慢性的な炎症を引き起こします。
これが長期的に大腸粘膜へ刺激を与えると考えられています。
■ 脂質異常症・高血圧も無関係ではありません
脂質異常症や高血圧単独での影響は限定的とされる一方で、
複数の生活習慣病が重なることでリスクが高まることが分かっています。
いわゆる「メタボリックシンドローム」は、
大腸がんの発症リスクが高い状態と考えられています。
■ 大腸がんは予防が可能ながんです
大腸がんの多くは、
- ・腺腫(大腸ポリープ)
と呼ばれる良性病変を経て、
数年から10年以上かけてがんへ進行します。
このポリープの段階で発見・切除することで、
大腸がんの予防が可能です。
■ 生活習慣病がある方こそ大腸カメラが重要です
便潜血検査は有用な検査ですが、
陰性でもポリープやがんが見つかることがあります。
特に、
- ・糖尿病や肥満がある
- ・40歳以上
- ・便秘や下痢が続く
といった方では、
大腸カメラによる直接観察が重要です。
当院では、眠ったまま受けられる大腸カメラに対応しており、
検査中に見つかったポリープは、条件が合えば日帰り切除が可能です。
■ まとめ
糖尿病・肥満などの生活習慣病は、
大腸がんの発症リスクと密接に関係しています。
生活習慣の見直しに加え、
適切なタイミングで大腸カメラを受けることが、
将来の大腸がん予防につながります。
検査について不安がある方は、
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックまで、
どうぞお気軽にご相談ください。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。














