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こんにちは。
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
冬に生魚を食べたあと、
「突然、我慢できないほどお腹が痛くなった」
という症状で受診される方が、毎年増えてきます。
その原因として多いのが、アニサキスによる食中毒です。
冬は魚が美味しい季節である一方、
アニサキス症が特に増えやすい時期でもあります。
■ アニサキスとはどのような寄生虫か
アニサキスは、魚介類に寄生する白色で細長い寄生虫です。
主に、
- ・サバ
- ・アジ
- ・サンマ
- ・イカ
- ・サケ
などに寄生しており、
生や加熱不十分な状態で摂取すると、胃や腸の壁に侵入します。
■ 冬にアニサキス症が多い理由
冬にアニサキス症が増える理由として、
- ・寒サバ、寒ブリなど脂の乗った魚を生で食べる機会が増える
- ・刺身や寿司を食べる機会が増える
といった食習慣の影響があります。
特にシメサバや刺身は注意が必要です。
■ 冬に注意が必要な食品
- ・シメサバ
- ・サバ寿司
- ・生のサンマ
- ・イカの刺身
- ・寒ブリの刺身
「新鮮だから大丈夫」というわけではなく、
新鮮な魚ほど生きたアニサキスが残っている可能性があります。
■ アニサキス症の主な症状
- ・食後数時間以内に起こる激しいみぞおちの痛み
- ・吐き気、嘔吐
- ・冷や汗
腸まで到達した場合は、
- ・下腹部痛
- ・腸閉塞様症状
を起こすこともあります。
■ 胃カメラでその場で治療が可能です
アニサキス症の治療は、
胃カメラでアニサキスを直接摘出することです。
薬で溶かすことはできず、
取り除くことで痛みは速やかに改善します。
◆ アニサキス除去には「丁寧な観察」が欠かせません
アニサキスは胃のひだに紛れ込みやすく、
見逃さないためには時間をかけた丁寧な観察が必要です。
その分、鎮静剤を使用しない場合には、
検査中の苦痛が増してしまうことがあります。
当院では、麻酔(鎮静剤)を使用した胃カメラを行い、
内視鏡手技に精通した院長が責任をもって検査を担当しています。
これまでにアニサキス除去を受けられた患者さんからは、
- ・「思っていたよりずっと楽だった」
- ・「気づいたら終わっていて、痛みもすぐ治まった」
といったお声をいただいています。
■ アニサキス症Q&A|夜間・休日はどうすればいい?
Q1.夜中に急に激しい腹痛が出た場合はどうすればいいですか?
夜間に激しい腹痛が出た場合、
無理に我慢する必要はありません。
アニサキス症が疑われる場合でも、
- ・腹痛が非常に強い
- ・嘔吐を繰り返す
- ・痛みがどんどん増している
といった場合は、
夜間救急の受診を検討してください。
Q2.休日まで様子を見ても大丈夫ですか?
症状が軽く、少しずつ落ち着いている場合は、
翌診療日まで様子を見ることもあります。
ただし、
- ・強い痛みが続く
- ・食事がとれない
- ・時間が経っても改善しない
場合は、
休日であっても早めの受診をおすすめします。
Q3.アニサキスは放っておくとどうなりますか?
アニサキスは数日で死滅することもありますが、
その間強い痛みが続くことがあります。
また、腸に到達すると、
腸閉塞様症状を起こし、入院や手術が必要になるケースもあります。
「我慢せず、早めに取る」のが最も楽で確実な対応です。
■ アニサキス症を予防するには
- ・60℃以上で十分に加熱する
- ・−20℃以下で24時間以上冷凍する
- ・内臓は早めに除去する
なお、
- ・酢
- ・塩
- ・わさび
ではアニサキスは死滅しません。
■ まとめ
冬は美味しい魚が増える一方、
アニサキス症が増える季節です。
生魚を食べたあとに強い腹痛が出た場合、
胃カメラで原因を確認し、速やかに治療することが大切です。
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックでは、
患者さんの負担をできるだけ抑えた検査・治療を行っています。
気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。














