
こんにちは。
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
「野菜をたくさん食べると、がんを予防できると聞いたことがある」
このようなイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
実際、野菜や果物の摂取とがんリスクの関係については、
これまで数多くの疫学研究が行われてきました。
今回は、
野菜や果物の摂取と胃がんリスクの関係について、
食道がん・大腸がんとの違いも踏まえながら解説します。
■ 野菜・果物に含まれる成分と期待される作用
野菜や果物には、
- ・ビタミン(C、E、葉酸など)
- ・食物繊維
- ・ポリフェノールなどの抗酸化物質
が豊富に含まれています。
これらは、
- ・活性酸素による細胞障害の抑制
- ・慢性炎症の軽減
- ・腸内環境の改善
といった点で、がん予防に寄与する可能性があると考えられてきました。
■ 胃がんと野菜・果物摂取の関係
胃がんについては、
野菜や果物を多く摂取している人ほど、胃がんリスクが低い
という関連を示す観察研究が多く報告されています。
特に、
- ・緑黄色野菜
- ・果物(ビタミンCが豊富なもの)
の摂取量が多い人では、
胃がん発症リスクが低い傾向がみられるとされています。
背景として、
- ・胃粘膜の酸化ストレス抑制
- ・塩分による胃粘膜障害の軽減
などが関与している可能性が考えられています。
■ ただし「決定打」ではない点に注意
一方で、介入試験(サプリメント投与など)では、
野菜・果物摂取のみで胃がんを確実に予防できる
という明確な結果は得られていません。
胃がんの最大のリスク因子は、
- ・ピロリ菌感染
- ・萎縮性胃炎
であり、
食生活だけでリスクが決まるわけではない点が重要です。
■ 食道がんとの対比
食道がんでは、
- ・喫煙
- ・飲酒(特に多量飲酒)
が非常に強いリスク因子です。
野菜や果物の摂取が多い人では、
食道がんリスクが低いという報告もありますが、
喫煙・飲酒の影響の方がはるかに大きいとされています。
つまり食道がんでは、
「野菜を増やす」よりも、
喫煙・過度な飲酒を避けることが最優先です。
■ 大腸がんとの対比
大腸がんについては、
- ・食物繊維摂取量が多い人ほどリスクが低い
というエビデンスが、胃がんよりも比較的安定して示されています。
野菜や果物に含まれる食物繊維は、
- ・便通改善
- ・発がん物質の滞留時間短縮
といった点で、大腸がん予防に寄与すると考えられています。
そのため、
野菜・果物摂取と大腸がん予防の関係は、胃がんよりも明確
と言えるかもしれません。
■ 胃がん予防で本当に大切なこと
胃がん予防において、最も重要なのは、
- ・ピロリ菌の検査・除菌
- ・除菌後も定期的な胃カメラ
です。
野菜や果物をバランスよく摂ることは大切ですが、
それだけで安心せず、適切な検査を受けることが重要です。
当院では、
眠ったまま受けられる胃カメラに対応し、
胃がんの早期発見に力を入れています。
■ まとめ
野菜や果物の摂取は、
胃がん・食道がん・大腸がんいずれにおいても、
健康的な生活習慣の一部として重要です。
ただし、
- ・胃がん:ピロリ菌対策と胃カメラが最重要
- ・食道がん:喫煙・飲酒対策が最重要
- ・大腸がん:食物繊維摂取と大腸カメラが重要
と、がんの種類によって重視すべきポイントは異なります。
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックでは、
一人ひとりのリスクに応じた検査・予防をご提案しています。
気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
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