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尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
外来で逆流性食道炎(GERD)の患者さんとお話ししていると、
「お酒は控えていますが、炭酸飲料は飲んでも大丈夫ですか?」
「アルコールが入っていなければ問題ないですよね?」
といったご質問をよくいただきます。
結論から言うと、アルコールが入っていなくても、炭酸飲料が症状を悪化させることはあります。
今回は、炭酸飲料と逆流性食道炎の関係について、理由と対策をわかりやすく解説します。
◆ 逆流性食道炎とは
逆流性食道炎は、胃酸が食道へ逆流することで、
胸やけ・喉の違和感・酸っぱいものが上がってくる感じなどの症状を起こす病気です。
胃と食道の境目にある下部食道括約筋のゆるみや、
胃の内圧上昇が症状の大きな原因となります。
◆ 炭酸飲料が逆流性食道炎を悪化させる理由
① 胃の中の圧が上がる
炭酸飲料を飲むと、胃の中に二酸化炭素のガスがたまります。
その結果、胃の内圧が上昇し、胃酸が食道へ押し上げられやすくなります。
② ゲップと一緒に胃酸が逆流しやすい
炭酸飲料を飲むとゲップが出やすくなりますが、
その際に胃酸も一緒に食道へ逆流してしまうことがあります。
③ 食道の粘膜を刺激しやすい
炭酸の刺激そのものが、食道や喉の粘膜に不快感を与え、
症状を強く感じさせることがあります。
◆ アルコールが入っていなくてもダメですか?
はい、アルコールが入っていなくても注意が必要です。
炭酸水、炭酸ジュース、ノンアルコールビールなども、
「炭酸」という性質そのものによって、
逆流性食道炎の症状を悪化させることがあります。
特に、
- ・食後すぐに炭酸飲料を飲む
- ・寝る前に炭酸飲料を飲む
- ・一度にたくさん飲む
こうした習慣がある方では、症状が出やすくなります。
◆ すべての人が完全に禁止すべき?
必ずしもすべての方が炭酸飲料を完全にやめなければならないわけではありません。
ただし、
- ・胸やけや喉の違和感が頻繁にある
- ・胃カメラで逆流性食道炎を指摘された
- ・薬を飲んでいても症状が残る
こうした場合は、炭酸飲料を控えることで症状が改善することが多くみられます。
◆ どうしても炭酸を飲みたい場合の工夫
どうしても炭酸飲料を楽しみたい場合は、次の点を意識してみてください。
- ・空腹時や寝る前は避ける
- ・食後すぐではなく時間をあける
- ・少量にとどめる
- ・強炭酸より弱炭酸を選ぶ
これだけでも、症状が軽くなる方は少なくありません。
◆ 症状が続く場合は胃カメラ検査を
生活習慣を見直しても症状が続く場合、
逆流性食道炎以外の病気が隠れていることもあります。
当院では、鎮静剤を使用した苦痛の少ない胃カメラ検査を行い、
食道・胃の状態を丁寧に観察しています。
「炭酸を控えても良くならない」
「胸やけが長く続いている」
といった方は、お気軽にご相談ください。
◆ まとめ|炭酸飲料は“アルコールがなくても”影響します
炭酸飲料は、アルコールが入っていなくても、
胃の内圧上昇や逆流を引き起こすことで、逆流性食道炎の症状を悪化させることがあります。
症状がある方は、一度炭酸飲料を控えてみるだけでも、
体調の変化を実感できるかもしれません。
気になる症状が続く場合は、自己判断せず、
消化器内科での評価をおすすめします。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
胃カメラ検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。
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