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こんにちは。
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
外来診療をしていると、
「1日に3回も4回も便が出ますが、病気でしょうか?」
「回数が多い=下痢ですか?」
といったご相談をよくいただきます。
排便回数は人によって差が大きく、
回数が多い=すぐに病気、というわけではありません。
今回は、消化器内科医の立場から、
「排便回数が多い場合に考えるべきポイント」を分かりやすく解説します。
■ 排便回数の「正常範囲」は人それぞれ
一般的に、
- ・1日1回
- ・2日に1回
- ・1日2〜3回
いずれも正常範囲とされています。
特に、
- ・食後に便意が起こる
- ・朝にまとめて出る
といった方は、
1日に複数回排便があっても珍しくありません。
大切なのは「回数」よりも「便の性状」と「生活への影響」です。
■ 回数が多くても「心配ないケース」
次のような場合は、病気の可能性は低いと考えられます。
- ・便の形が保たれている
- ・腹痛や発熱がない
- ・体重減少がない
- ・以前から同じ排便習慣
特に、
- ・食物繊維を多く摂っている
- ・水分摂取量が多い
- ・運動習慣がある
方では、
自然と排便回数が多くなることがあります。
■ 「下痢」との違いはここを見ます
患者さんが混同しやすいのが、「回数が多い便」と「下痢」です。
下痢とは、
- ・水のような便
- ・泥状便
が続く状態を指します。
回数が多くても、
- ・普通便
- ・やや軟らかい程度
であれば、必ずしも下痢ではありません。
■ 病気が隠れている可能性があるケース
一方、次のような症状を伴う場合は注意が必要です。
- ・水様便が続く
- ・腹痛や腹部膨満感が強い
- ・血便が出る
- ・夜間にも便意で目が覚める
- ・体重が減ってきた
このような場合、
- ・感染性腸炎
- ・過敏性腸症候群(IBS)
- ・潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患
- ・大腸ポリープ・大腸がん
などが隠れていることがあります。
■ ストレスや自律神経の影響も大きい
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、
自律神経の影響を強く受ける臓器です。
そのため、
- ・仕事や学校のストレス
- ・生活リズムの乱れ
- ・睡眠不足
によって、
排便回数が増えることも珍しくありません。
■ 検査が必要になるのはどんなとき?
排便回数が多い状態が続き、
- ・便に異常がある
- ・症状が徐々に悪化している
- ・40歳以上で初めて起こった
場合は、
大腸カメラによる検査を検討します。
当院では、眠ったまま受けられる大腸カメラに対応し、
日帰りでの大腸ポリープ切除も行っています。
■ まとめ
1日に何回も排便があっても、
それだけで病気とは限りません。
重要なのは、
- ・便の状態
- ・症状の有無
- ・これまでとの変化
です。
「いつもと違う」「なんとなく不安」
そんな感覚も、受診の立派な理由です。
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックでは、
排便に関するお悩みについても丁寧に診察しています。
どうぞお気軽にご相談ください。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。>
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。>
胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。














