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尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
「おしりがムズムズして気になる」
「特に夜になるとかゆみが強くなる」
「清潔にしているのに、なかなか治らない」
このような肛門周囲のかゆみを主訴に来院される方は、実は少なくありません。
一見すると軽い症状に思われがちですが、原因はさまざまで、対処を誤るとかえって悪化することもあります。
今回は、おしりがかゆくなる主な原因と、日常生活でできる正しい対策について、当院の診療経験を踏まえて解説します。
◆ おしり(肛門周囲)がかゆくなる主な原因
① 皮膚への刺激・炎症
肛門周囲の皮膚は非常にデリケートです。
汗や下着の摩擦、便や分泌物の付着などが刺激となり、皮膚炎を起こしてかゆみが生じることがあります。
② 痔(いぼ痔・切れ痔)などの肛門疾患
痔核(いぼ痔)や裂肛(切れ痔)があると、分泌物や炎症の影響でかゆみを伴うことがあります。
痛みが目立たなくても、肛門疾患が隠れていることがあります。
③ 真菌(カビ)や皮膚疾患
湿った環境が続くと、カンジダなどの真菌が増殖し、かゆみの原因になります。
湿疹や接触皮膚炎など、皮膚の病気が背景にある場合もあります。
④ 全身疾患が関係することも
頻度は高くありませんが、糖尿病や肝疾患などの全身状態が、
肛門周囲のかゆみとして現れることがあります。
◆ 当院の診療で感じる「見落とされがちなポイント」
① 寝ている間に無意識に掻いている可能性
患者さん自身は「掻いていないつもり」でも、
睡眠中に無意識に掻いてしまっているケースは少なくありません。
② ウォシュレットの使いすぎに注意
ウォシュレットの水圧が強すぎると、皮膚がふやけてバリア機能が低下し、
かゆみが悪化することがあります。
弱水圧・短時間を心がけましょう。
③ 洗いすぎも逆効果になる理由
洗浄力の強いボディソープで何度も洗うと、
皮脂まで落としてしまい、刺激に弱い皮膚を作ってしまいます。
◆ 日常生活でできる対策
- ・強く掻かない
- ・ウォシュレットは弱水圧・短時間
- ・石けんで洗いすぎない
- ・通気性のよい下着を選ぶ
- ・症状が続く場合は早めに受診
◆ まとめ
おしりのかゆみは、洗いすぎや刺激の与えすぎが原因で悪化していることも少なくありません。
日常の習慣を見直すとともに、症状が続く場合は医療機関で原因を確認することが大切です。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
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