
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
「おならが前より臭くなった気がする…」——そんな変化に不安を感じる方は少なくありません。おならのにおいは主に腸内細菌の働きと食事内容を反映します。においが強い=大腸がんという単純な関係はありませんが、いつもと違うにおい・量・回数の変化が続く場合には、腸内環境の乱れや消化管の病気が隠れていないかチェックしておくと安心です。
おならのにおいが生まれる仕組み
- ・腸内細菌が食べ物を分解する際に、硫化水素・インドール・スカトールなどの臭気成分が発生
- ・肉類・脂質・卵・ニンニク/玉ねぎなど含硫アミノ酸の多い食品でにおいが強くなりやすい
- ・便が腸内に長く滞る(便秘)と発酵・腐敗が進み、においが増すことがある
おならのにおいと大腸がん:どこまで関係がある?
- ・現時点で「においだけ」で大腸がんを診断することはできません
- ・腸内細菌やその代謝産物と大腸がんリスクの関連が示唆される研究はありますが、強い相関を一般診療に直結させる段階ではありません
- ・重要なのは、においの変化に加えて他の警戒サインがないかを見ることです
受診・大腸カメラを検討すべきサイン
次のような症状がある場合は、大腸カメラ検査をおすすめします。
- ・便に血が混じる、黒っぽい便が出る
- ・便秘と下痢を繰り返す、便が細くなった
- ・原因不明の体重減少、貧血を指摘された
- ・おならや便のにおい・性状の変化が数週間以上続く
- ・40歳以上(症状がなくても一度の内視鏡チェックを推奨)
当院では、鎮静剤を用いた苦痛の少ない大腸カメラに対応しています。気になる方は下記をご覧ください。
→ 大腸カメラ検査のご案内
においが強くなりやすい生活要因と整え方
- ・食事:肉・脂質・加工肉が多い → 魚・大豆・発酵食品、野菜・海藻・きのこで食物繊維を増やす
- ・便秘:水分・食物繊維・適度な運動、不足なら整腸薬の検討
- ・腸内細菌バランス:発酵食品(ヨーグルト・納豆・味噌)やプレバイオティクス(オリゴ糖、食物繊維)を意識
- ・ストレス/睡眠:自律神経の乱れは腸の動きを低下 → 休息・睡眠確保、湯船・散歩などで腸活をサポート
- ・薬やサプリ:鉄剤・一部抗生剤などで便やにおいが変化することあり → 服用中は医師に相談
まとめ
- ・おならのにおいだけで大腸がんを判断することはできません
- ・ただし、におい・量・回数の「いつもと違う」変化が続くなら一度は評価を
- ・40歳以降、家族歴がある方、便通異常や血便などの警戒サインがある方は大腸カメラを検討
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。
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