
目次
新年あけましておめでとうございます。
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
お正月といえばお餅。
お雑煮や焼き餅など、日本のお正月には欠かせない食べ物です。
お餅というと、「のどに詰まって危ない」というイメージをお持ちの方が多いと思います。
実はそれだけでなく、腸閉塞を引き起こすことがあるという点は、あまり知られていません。
今回は、お正月に知っておいていただきたい「お餅と腸閉塞」の話を、実例も交えながらお伝えします。
■ お餅が腸閉塞を起こすことがあります
腸閉塞とは、腸の中の内容物がうまく流れなくなり、腸が詰まってしまう状態です。
お餅は、
- ・消化されにくい
- ・胃や腸の中で固まりやすい
- ・一度に量を食べやすい
といった特徴があり、条件が重なると腸の中で塊となり、通過障害を起こすことがあります。
■ 実際に、緊急手術が必要になることもあります
院長は勤務医時代、お餅が原因で腸閉塞を起こし、緊急手術が必要になった症例を経験しています。
保存的な治療で改善しない場合、腸の中に詰まったお餅を手術で取り除かなければならないケースもあります。
決して珍しい話ではなく、毎年お正月の時期になると全国的に報告されています。
「お餅くらい大丈夫」と油断できない理由が、ここにあります。
■ こんな方は特に注意が必要です
お餅による腸閉塞は、誰にでも起こり得ますが、特に次のような方は注意が必要です。
- ・過去に腹部手術を受けたことがある
- ・腸閉塞の既往がある
- ・よく噛まずに食べてしまう
- ・一度にたくさんお餅を食べる
- ・高齢の方
腸の動きが弱くなっている場合や、腸の通り道が狭くなっている場合は、リスクが高まります。
■ お餅を食べるときの注意点
お餅を完全に避ける必要はありません。
ただし、次の点を意識してください。
- ・小さく切って食べる
- ・よく噛んでから飲み込む
- ・一度に食べる量を控えめにする
- ・夜遅くの摂取は避ける
特に「時間がないから」「つい流し込んでしまう」といった食べ方は要注意です。
■ お餅を食べた後に注意すべき症状
お餅を食べた後、次のような症状が出た場合は注意が必要です。
- ・強い腹痛が続く
- ・お腹が張って苦しい
- ・吐き気や嘔吐がある
- ・便やガスが出ない
これらは腸閉塞のサインである可能性があります。
「そのうち治るだろう」と様子を見すぎないことが大切です。
■ 早めの受診が、重症化を防ぎます
腸閉塞は、早期であれば点滴や絶食などの保存的治療で改善することもあります。
一方で、受診が遅れると手術が必要になるケースもあります。
お正月期間中であっても、
- ・痛みが強い
- ・症状が時間とともに悪化する
このような場合は、医療機関への相談をためらわないでください。
■ まとめ
お餅は、日本のお正月に欠かせない大切な食文化です。
ただし、「のどに詰まる危険」だけでなく、腸閉塞を引き起こす可能性があることも知っておいてください。
正しい食べ方と、症状への気づきが、重いトラブルを防ぎます。
お正月明けに不安が残る場合は、
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックまで、お気軽にご相談ください。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。














