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こんにちは。尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
「リラックス効果の高い飲み物はありませんか?」というご質問をよくいただきます。
今回は、カモミールというハーブのリラックス効果についてお話しします。
カモミールとは?
カモミール(カミツレ)は、古くからヨーロッパや中東でリラックス作用のあるハーブとして親しまれてきました。その香りや成分が、自律神経や睡眠の質に良い影響を与える可能性が近年注目されています。
自律神経とカモミールの関係
1. 副交感神経優位へのシフト
国内外の研究では、カモミール茶を飲んだ後に心拍変動(HRV)で副交感神経活動が上昇し、交感神経活動の指標が低下する傾向が観察されています。これは「リラックスした時の生理反応」と一致します。
2. 主観的リラックス感の向上
心理評価では、飲用後に「落ち着く」「安心感が増す」といった回答が有意に増えたという報告があります。こうした安心感の向上は、自律神経の安定にもつながります。
3. 睡眠の質改善
複数の臨床研究で、カモミール抽出物やカモミール茶が睡眠の質を改善する可能性が示されています。質の良い睡眠は夜間の副交感神経活動を高め、翌日の自律神経の安定にもつながります。
安全性について
一般的な飲用量では概ね安全とされていますが、キク科アレルギーのある方や、一部の薬(抗凝固薬など)との併用には注意が必要です。妊娠中・授乳中の使用については十分なエビデンスがないため、必ず医師にご相談ください。
院長の見解|「日常のリラックス習慣に取り入れるのもありかもしれません。」
最新の知見から、カモミールは副交感神経を優位にし、睡眠やリラックス感を高めることで、自律神経のバランスを整える手助けになる可能性が示されています。
カモミールは薬ではなく、あくまで生活習慣の一部として取り入れるのがおすすめです。ご自身の体調や体質に合っていれば、日常のリラックスタイムに取り入れてみても良いかもしれません。
ちなみに、当院院長自身も、日々のリラックス時間にカモミールティーを愛飲しています。
まとめ|自律神経ケアの一助として
カモミールは古くから使われてきた安全性の高いハーブで、最新研究でも自律神経や睡眠への良い影響が示されています。無理のない範囲で生活習慣に取り入れることで、ストレス対策や体調管理の一助になるかもしれません。
当院では、自律神経や睡眠に関する健康相談、胃腸の不調に関する診療も行っております。ご関心のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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