ロキソニンを飲み続けるとどうなる?|大切な胃腸を守るために|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|尼崎市の胃カメラ・大腸カメラ

兵庫県尼崎市塚口町1丁目3-30-1 ISHIDAIビル3F
06-4950-8777
ヘッダー画像

ロキソニンを飲み続けるとどうなる?|大切な胃腸を守るために

ロキソニンを飲み続けるとどうなる?|大切な胃腸を守るために|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|尼崎市の胃カメラ・大腸カメラ

尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。

頭痛や歯痛、発熱、整形外科領域の痛み止めなどでよく使われるロキソニン(ロキソプロフェン)。手軽に処方されることも多い薬ですが、長期間にわたって飲み続けることで消化器に深刻な副作用を起こすことがあるのをご存じでしょうか。本記事では、ロキソニンを継続して内服した場合に起こり得るリスクと注意点について、消化器内科の立場から解説します。

◆ ロキソニンの作用と副作用

ロキソニンは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に分類され、炎症や痛みの原因となる「プロスタグランジン」の生成を抑えることで効果を発揮します。しかし同時に、胃や十二指腸を守るために必要なプロスタグランジンも減少させてしまうため、胃粘膜障害が起こりやすくなります。

◆ 長期内服で起こりうる消化器のトラブル

  • ・胃炎(胃の粘膜の炎症による胃痛やむかつき)
  • ・胃潰瘍、十二指腸潰瘍(ただれや傷ができる)
  • ・消化管出血(黒色便や吐血の原因になる)
  • ・穿孔(潰瘍が深くなり腸壁に穴が開く危険な状態)

特に出血や穿孔に至ると、緊急入院や輸血、緊急手術が必要になることもあります。

◆ 消化器以外の副作用

NSAIDsは腎臓の血流にも影響するため、腎機能障害を引き起こすことがあります。また、長期間の使用で血圧が上がるなど心血管系への影響も報告されています。こうした点からも、漫然と飲み続けることは避けるべきです。

◆ 予防と対策

  • ・どうしても長期使用が必要な場合は、胃薬(プロトンポンプ阻害薬など)を併用する
  • ・できるだけ短期間・最小限の使用にとどめる
  • ・定期的に内視鏡などで胃や十二指腸の状態を確認する
  • ・黒色便や吐血、強い腹痛が出たらすぐに医療機関を受診する

特に、過去に胃潰瘍や十二指腸潰瘍の既往がある方、ピロリ菌感染の既往がある方は注意が必要です。

◆ 当院でできること

当院では、ロキソニンなどNSAIDsを内服されている方に対して、胃カメラを用いた早期発見・早期治療に力を入れています。
また、必要に応じて大腸カメラCT・エコー検査などを組み合わせ、消化器全体を総合的に評価することが可能です。
眠ったまま楽に受けられる内視鏡検査や、日帰りでの大腸ポリープ切除にも対応していますので、安心してご相談ください。

◆ まとめ

ロキソニンは非常に有効な薬ですが、飲み続けることで胃や十二指腸の潰瘍、出血、穿孔といった深刻な副作用を引き起こすことがあります。自己判断での長期服用は避け、必要に応じて医師に相談し、定期的に検査を受けることが大切です。
「薬を飲み続けて大丈夫かな?」と不安を感じるときは、どうぞお気軽に当院へご相談ください。


阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|消化器内科・内視鏡内科・肛門外科・内科

当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。

また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。

遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。

🏠 当院の公式ホームページはこちら
https://tsukaguchi-cl.com/

📍 アクセスページはこちら
https://tsukaguchi-cl.com/access/

👨‍⚕️ 院長プロフィールはこちら
https://tsukaguchi-cl.com/clinic/#link04