下痢止めと整腸剤の違いとは?|下痢止めを飲まないほうがいい下痢も解説|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|尼崎市の胃カメラ・大腸カメラ

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下痢止めと整腸剤の違いとは?|下痢止めを飲まないほうがいい下痢も解説

下痢止めと整腸剤の違いとは?|下痢止めを飲まないほうがいい下痢も解説|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|尼崎市の胃カメラ・大腸カメラ

尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。

下痢になると、
「下痢止めを飲んだほうがいいの?」
「整腸剤だけで様子を見ていいの?」
と迷われる方は多いと思います。

実は、下痢止めと整腸剤は目的も使いどころもまったく異なる薬です。
使い分けを間違えると、かえって回復を遅らせてしまうこともあります。

この記事では、下痢止めと整腸剤の違いをわかりやすく解説し、
あわせて下痢止めを飲まないほうがいい下痢の特徴についても説明します。


◆ そもそも下痢は「体を守る反応」

下痢はつらい症状ですが、体にとっては腸内の異物や刺激を外へ排出する防御反応でもあります。
原因によっては、無理に止めないほうがよいケースがあります。


◆ 下痢止めとはどんな薬?

下痢止め(止瀉薬)は、腸の動きを抑えて便の回数を減らす薬です。

  • ・腸の蠕動運動を抑える
  • ・便の水分吸収を増やす

症状を一時的に抑える目的の薬であり、
下痢の原因そのものを治す薬ではありません。


◆ 整腸剤とはどんな薬?

整腸剤は、腸内環境を整えることで下痢や便秘を改善する薬です。

  • ・乳酸菌、ビフィズス菌などの善玉菌を補う
  • ・腸内細菌のバランスを整える
  • ・腸の自然な回復を助ける

即効性はありませんが、腸に無理をかけず、回復を促すのが特徴です。


◆ 下痢止めと整腸剤の違い(まとめ)

下痢止め 整腸剤
目的 下痢を止める 腸内環境を整える
即効性 あり 弱い
原因への対応 対応しない 間接的に対応
感染性下痢 原則使用しない 使用されることが多い


◆ 下痢止めを飲まないほうがいい下痢の特徴

① 発熱を伴う下痢

発熱がある場合、ウイルスや細菌による感染性腸炎が疑われます。
下痢止めで腸の動きを抑えると、病原体の排出が妨げられ、症状が長引くことがあります。

② 血便を伴う下痢

血便は、細菌性腸炎、虚血性腸炎、炎症性腸疾患などの可能性があります。
この場合は自己判断で下痢止めを使わず、早めの受診が必要です。

③ 強い腹痛を伴う下痢

強い腹痛がある場合、腸に強い炎症や虚血が起きていることがあります。
原因が不明な段階で下痢止めを使うのは避けましょう。

④ 急に始まった水のような下痢

急性の水様性下痢では、まずは水分補給と整腸剤が基本となります。


◆ では、どんなときに整腸剤が向いている?

  • ・軽い下痢で発熱や血便がない
  • ・感染性腸炎が疑われるが症状が軽い
  • ・抗生剤内服後の下痢
  • ・過敏性腸症候群による慢性的な下痢

迷った場合は、まず整腸剤で様子を見るのが比較的安全です。


◆ まとめ|下痢のタイプを見極めることが大切

下痢止めと整腸剤は、目的も使い方も異なる薬です。
すべての下痢に下痢止めが適しているわけではありません

発熱・血便・強い腹痛を伴う下痢では、
自己判断で下痢止めを使わず、消化器内科へご相談ください。

当院では、症状や経過を丁寧に確認し、
その方に合った治療をご提案しています。


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