切れ痔(裂肛)を予防する生活習慣とは?|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|尼崎市の胃カメラ・大腸カメラ

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切れ痔(裂肛)を予防する生活習慣とは?

切れ痔(裂肛)を予防する生活習慣とは?|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|尼崎市の胃カメラ・大腸カメラ

尼崎市・塚口の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。

◆ はじめに

排便のたびに「鋭い痛み」や「鮮血の出血」を伴う切れ痔(裂肛)
一度よくなっても便秘や下痢をきっかけに再発しやすく、繰り返すと肛門の出口が硬くなり、肛門狭窄症へ進行するリスクがあります。
今回は、切れ痔を予防するための生活習慣、悪化を防ぐ工夫、そして早めの受診が必要な理由について詳しく解説します。

◆ 切れ痔の原因と悪循環

切れ痔の主な原因は「硬い便」や「急な下痢」です。硬い便が肛門粘膜を傷つけることで裂け、激しい痛みと出血が生じます。
すると痛みを避けるために排便を我慢 → さらに便が硬くなる → 症状が悪化する…という悪循環に陥りやすいのです。
また、痔があると「トイレに時間がかかる」「便秘が悪化する」といった生活の質の低下にもつながります。

◆ 切れ痔を予防する生活習慣

  • 便秘を防ぐ食生活
    食物繊維を多く含む食品(野菜、果物、きのこ、海藻、豆類)をバランスよく摂取しましょう。
    例えば、アカモクやもずくなどの海藻は水溶性食物繊維を豊富に含み、便を柔らかくする効果があります。バナナ・りんごなど果物もおすすめです。
    また、乳酸菌を含むヨーグルトや納豆といった発酵食品は腸内環境を整え、排便習慣の改善に役立ちます。
  • 十分な水分補給
    水分不足は便を硬くする大きな要因です。1日1.5〜2Lを目安に、こまめに水やお茶を飲むようにしましょう。コーヒーやアルコールは利尿作用があり、かえって脱水を招くため摂りすぎに注意してください。
  • トイレは短時間で済ませる
    長時間のいきみやスマホ操作による居座りは、肛門部に余計な負担をかけます。目安は5分以内で排便を終えることです。
  • ウォシュレットの使いすぎに注意
    症状が強いときに高水圧で長時間使用すると、肛門粘膜が余計に刺激され悪化する場合があります。使用する際は短時間・弱めの水圧で、清潔に保つ程度にしましょう。
  • 適度な運動と規則正しい生活
    ウォーキングやストレッチは腸の動きを促進し、便通の改善につながります。睡眠不足や強いストレスも便秘や下痢の引き金になるため、生活リズムを整えることが大切です。

◆ 早めの受診が必要な理由

切れ痔は自然に改善することもありますが、繰り返すと肛門狭窄症につながり、排便障害をきたすことがあります。
さらに注意すべきは、「痔だと思っていたら実は大腸がんや炎症性腸疾患だった」というケースです。
出血が痔によるものか、大腸の病気によるものかは自己判断が難しく、専門的な診断が欠かせません。

◆ 当院での対応

当院では、痔の診療だけでなく、必要に応じて大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を行い、大腸がんや潰瘍性大腸炎などの病気を正確に見極めます。
内視鏡専門医による鎮静下検査にも対応し、安心して受けていただけます。
「痔かもしれない」と思ったときこそ、早めの受診が安心への近道です。

◆ 関連ページ

痔でお困りの方は、当院の肛門外科のご案内をご確認ください。
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出血の原因が痔だけとは限りません。大腸カメラ検査の情報はこちら。
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