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尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
タバコは肺だけでなく消化器にも深刻な影響を与えます。胃・食道の炎症や潰瘍、消化器がんのリスク上昇、腸の動きの乱れなど、多面的な悪影響が知られています。ここでは喫煙と消化器疾患の関係、禁煙のメリット、当院でできる検査についてわかりやすく解説します。
◆ タバコが消化器に与える主な影響
- ・胃酸分泌を亢進し、粘膜防御力を低下させる(胃炎・潰瘍の誘因)
- ・ニコチンが下部食道括約筋をゆるめ、胃酸逆流を助長(逆流性食道炎)
- ・血管収縮により胃腸の血流が悪化し、粘膜修復が遅れる
- ・発がん性物質が消化管粘膜や胆膵にも到達し、慢性炎症とDNA損傷を惹起
- ・腸の運動と自律神経バランスを乱し、便秘や下痢を繰り返しやすくなる
◆ 喫煙と関連の強い消化器疾患
- ・食道がん(扁平上皮がん):喫煙は最重要危険因子の一つ。飲酒との併用で相乗的にリスク上昇。
- ・胃がん:ピロリ菌感染があるとリスクがさらに増加。除菌治療の効果も喫煙で下がりやすい。
- ・胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍:治りにくく再発しやすい。
- ・逆流性食道炎:胸やけ・のどの違和感・咳の原因に。
- ・膵がん・慢性膵炎:喫煙は数少ない明確な危険因子。
- ・大腸ポリープ・大腸がん:長期喫煙で発生率が上昇。
◆ こんな症状は早めに受診を
- ・飲み込みにくい、のどのつかえ感が続く
- ・胸やけ・酸っぱい逆流・慢性的な咳や声枯れ
- ・胃もたれ・みぞおちの痛み・黒色便や吐血
- ・体重減少、食欲低下、原因不明の倦怠感
- ・持続する腹痛、便秘や下痢の反復、血便
◆ 当院で行える検査とサポート
症状やリスクに応じて、適切な組み合わせで精査します。
- ・胃カメラ:咽頭〜食道・胃・十二指腸を観察し、炎症・潰瘍・早期がんをチェック。眠ったままの検査にも対応。
- ・大腸カメラ:ポリープ・大腸がんの早期発見。日帰りポリープ切除に対応。
- ・腹部エコー・CT:肝臓・胆のう・膵臓などの評価。
- ・血液検査:肝胆膵酵素、貧血、腫瘍マーカーなどを確認。
◆ 禁煙のメリット(始めた日から変わります)
- ・数週間で胃粘膜の炎症が軽減し、胸やけや胃痛が改善しやすい
- ・潰瘍の治癒・再発予防、ピロリ菌除菌の成功率向上
- ・大腸ポリープ新生率の低下、将来の消化器がんリスク減少
- ・内視鏡検査時のえずきが軽くなることがある
◆ 今日からできる禁煙アクション
- ・「始める日」を決め、家族に宣言する
- ・起床後と食後の1本を「深呼吸+水」に置き換える
- ・コーヒーやアルコールなど“誘因”を控える(特に飲酒と喫煙の併用は食道がんリスクが相乗的に上昇)
- ・ニコチンガム/パッチ等の代替を検討(薬剤は医師にご相談ください)
◆ まとめ|将来の健康のために禁煙を
喫煙は食道がん・胃がん・膵がんを含む多くの消化器疾患リスクを押し上げます。禁煙はどのタイミングでも有効で、始めた日から体は回復を始めます。気になる症状がある方、禁煙を始めたい方は、まずは当院へご相談ください。
阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックは、丁寧な問診と胃カメラ・大腸カメラ、CT・エコーを組み合わせ、地域のみなさまの消化器の健康をサポートします。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。
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