大腸カメラは誰がやっても同じ?|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|麻酔を使った胃カメラ・大腸カメラ

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大腸カメラは誰がやっても同じ?

大腸カメラは誰がやっても同じ?|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|麻酔を使った胃カメラ・大腸カメラ

「大腸カメラって、どこで受けても同じでしょう?」
そんな疑問をお持ちの方も少なくありません。ですが、実は医師によって大腸カメラ検査の「質」には大きな差があることが、近年の医学研究から明らかになっています。

検査の質を示す「腺腫発見率(ADR)」とは?

大腸がんの多くは、腺腫という良性ポリープから時間をかけてがん化します。
この腺腫をどれだけ早期に見つけて切除できるかが、大腸がんの予防に直結します。

その指標が「腺腫発見率(Adenoma Detection Rate:ADR)」です。
国際的な医学誌JAMAに掲載されたオランダの研究では、「最もADRが高い内視鏡医に比べ、最も低い内視鏡医では、10年以内の大腸がんの発症リスクが約50%、がん死のリスクは約60%上昇するという結果が報告されています。

腺腫発見率は、医師の技術と体制で変わる

実際にADRを高めるには、以下のような複数の要素が求められます。

  • ■ 大腸内の観察時間(スコープを抜く時間)を十分確保
  • ■ 良好な腸管洗浄状態を維持
  • ■ 盲腸まで確実に到達する技術
  • ■ 豊富な経験と症例数を持つ内視鏡医の手技
  • ■ 必要に応じた腸管蠕動抑制薬(抗コリン薬やグルカゴン)・鎮静剤の使用
  • ■ ウォーターエクスチェンジ法など、手法の工夫

つまり、「誰が検査をやっても同じ」「どこで検査を受けても同じ」ではないのです。

当院では、すべての因子を満たした高品質な検査を提供

当院では、腺腫発見率の向上に寄与する、上記の因子に配慮した体制を整えています。

  • ■ 内視鏡歴20,000件超の経験豊富な院長が検査を担当
  • ■ 丁寧な前処置と腸洗浄指導で、観察時の視認性を最大限確保
  • ■ 腸管蠕動抑制薬・鎮静剤を用いた苦痛の少ない内視鏡
  • ■ ポリープはその場で日帰り切除対応可
  • 検査中の苦痛を軽減することに最大限配慮しつつ、腺腫発見率を最大化することに注力しています。
    詳しくは 当院の大腸カメラ検査ページ をご覧ください。

「せっかく大腸カメラを受けるなら、しっかり診てもらえるところで」
そうお考えの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。