
こんにちは。尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
秋になると「雨の日が続くとお腹の調子が悪くなる」「天気の悪い日は胃が重い」といった声を耳にします。
このような症状には、秋雨前線による気圧の変化が関係していることがあります。いわゆる「気象病」の一種として胃腸に現れることもあるのです。今回は、気圧と胃腸症状の関係についてわかりやすく解説します。
気圧が変化すると体に何が起きるの?
気圧とは空気の圧力のことです。台風や秋雨前線の影響で気圧が下がると、私たちの体にも次のような変化が起こります。
- ・自律神経のバランスが乱れやすくなる
- ・血流が変化し、臓器への血液供給が不安定になる
- ・内臓の働きを調整する副交感神経が優位になりやすい
その結果、胃腸の動きが過剰になったり弱まったりし、さまざまな不調が現れます。
気圧変化で起こりやすい胃腸症状
- ・胃の痛み、胃もたれ
- ・下痢や軟便
- ・便秘
- ・吐き気
- ・お腹の張りやガスがたまりやすい
これらの症状は一過性のこともありますが、慢性的に繰り返す場合には注意が必要です。
なぜ胃腸に影響するのか?
自律神経は胃や腸の動きをコントロールしています。
気圧が下がると自律神経の働きが乱れ、胃酸が過剰に分泌されたり、腸のぜん動運動が不安定になったりします。
そのため、胃炎や逆流性食道炎、過敏性腸症候群(IBS)などの症状が悪化しやすくなるのです。
予防とセルフケア
- ・規則正しい生活リズムを保つ
- ・十分な睡眠をとる
- ・ストレスをためない(軽い運動やリラックス習慣が有効)
- ・胃に負担の少ない食事(脂っこいものや刺激物を控える)
- ・こまめな水分補給
また、症状が出やすい日はあらかじめ消化にやさしい食事を選ぶのも有効です。
検査が必要なケース
気圧の変化による一時的な症状であれば心配いらないこともありますが、以下の場合には受診をおすすめします。
- ・胃痛や胸やけが続く
- ・便に血が混じる
- ・下痢や便秘を繰り返し生活に支障がある
- ・体重が減ってきた
当院では以下の検査に対応しています。
まとめ
秋雨前線の時期は気圧の変化により胃腸症状が出やすくなります。
これは「気象病」の一つとして捉えられることもあり、生活習慣の工夫で予防できる部分もあります。
ただし、症状が長引くときは我慢せず医療機関へご相談ください。
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックでは、豊富な経験をもとに患者さまの不安を和らげる診療を行っております。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。
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