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尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
医療現場では、「略語(アルファベット)」が頻繁に使われます。
診療の際や健診結果で「EGD」「CS」「AUS」といった表記を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、消化器内科で特によく登場する略語をやさしく解説します。
◆ EGD(イー・ジー・ディー)
EGDとは「EsophagoGastroDuodenoscopy」の略で、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)のことです。
食道(Esophagus)・胃(Gastro)・十二指腸(Duodenum)を観察することからこの名前がついています。
一昔前までは「GF(GastroFiberscopy)」とも呼ばれていました。これは、当時の内視鏡機器が“ファイバースコープ”と呼ばれる構造だったことに由来します。
現在は電子スコープの時代となり、「EGD」という呼称が一般的になりました。
当院では、鎮静剤を使用した眠ったままの胃カメラにも対応しています。
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◆ CS(シー・エス)
CSは「ColonoScopy」の略で、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を意味します。
大腸全体を観察し、ポリープや炎症、がんの早期発見に欠かせない検査です。
以前は「CF(ColonoFiberscopy)」と呼ばれていましたが、これもEGDと同様に、ファイバースコープから電子スコープへと技術が進化したことにより、「CS」という呼称が一般的になっています。
当院では、経験豊富な院長がすべての内視鏡検査を担当し、日帰り大腸ポリープ切除にも対応しています。
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◆ AUS(エー・ユー・エス)
AUSは「Abdominal UltraSound」の略で、腹部超音波検査のことです。
肝臓・胆のう・膵臓・腎臓などの臓器を音波で観察する検査で、放射線を使わず安全に行える点が特徴です。
血液検査や内視鏡と組み合わせることで、消化器疾患の早期発見につながります。
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◆ GERD(ガード)
GERDとは「GastroEsophageal Reflux Disease」の略で、逆流性食道炎(胃食道逆流症)のことです。
英語読みでは「ガード(GERD)」と発音します。
胃酸が食道に逆流し、胸やけ・のどの違和感・咳などの症状を引き起こします。
生活習慣の見直しや薬物治療で改善しますが、症状が続く場合は内視鏡検査で粘膜の状態を確認することが大切です。
◆ IBS(アイ・ビー・エス)
IBSは「Irritable Bowel Syndrome」の略で、過敏性腸症候群を意味します。
ストレスや自律神経の乱れなどが関与し、下痢や便秘、腹痛などを繰り返す疾患です。
大腸カメラなどで他の疾患を除外した上で診断されます。
当院ではIBSの症状緩和に向けて、生活指導や腸の動きを整えるお薬の処方も行っています。
◆ ポリペク(ポリープ切除)
ポリペクとは「ポリープ切除術(Polypectomy)」の略です。
大腸カメラ検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除する処置のことを指します。
日帰りで行えるケースも多く、がん化の予防に非常に重要です。
当院では安全性を重視し、日帰り大腸ポリープ切除にも対応しています。
出血を防ぐためのクリップ縫縮なども適切に行います。
◆ まとめ|略語を知ると診療がもっと身近に
EGD・CS・AUS・GERD・IBS・ポリペク——これらの略語は、消化器内科の診療で頻繁に登場します。
意味を知ることで、健診結果や診療内容がより理解しやすくなり、ご自身の健康管理にも役立ちます。
次回はもう少し専門的な用語を扱う「中級編」として、内視鏡治療や病理診断で使われる略語をご紹介します。ぜひお楽しみに。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。
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