
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
胃がんの治療が成功したあとでも、実は「もう安心」とは言い切れません。ピロリ菌の除菌が完了しても、一定の確率で再度胃がんが発生することが知られています。今回は胃がんの再発リスクと、その予防・早期発見のための検査について解説します。
◆ 胃がん治療後も再発することがある
胃がんは早期に発見できれば内視鏡や外科手術で根治が期待できます。しかし、治療後の患者さんでも新たに胃がんが発生する場合があります。これを「異所性・異時性再発」と呼び、治療部位とは異なる胃の粘膜から新しくがんが出てくる状態です。
◆ ピロリ菌除菌後の再発リスク
胃がんの大きな原因であるピロリ菌を除去することで再発リスクは下がりますが、ゼロにはなりません。研究によれば、ピロリ菌除菌後でも5〜15%程度の方に異所性・異時性再発が生じるとされています。つまり「除菌=一生安心」ではなく、定期的なフォローが欠かせないのです。
◆ 再発の原因となる背景
- ・除菌前にすでに粘膜に広範な萎縮や腸上皮化生が存在していた
- ・生活習慣(喫煙、過度の飲酒、塩分の多い食事など)による影響
- ・遺伝的素因や加齢によるリスク増加
◆ 再発予防に重要なこと
再発を完全に防ぐ方法はありませんが、次の点が重要です。
- ・定期的な胃カメラ検査を受ける
- ・禁煙、減塩、節酒など生活習慣の改善
- ・症状がなくても定期受診を続ける
◆ 胃がん再発の症状
早期の胃がんは症状がほとんどなく、進行するまで気づかれないことが少なくありません。以下のような症状がある場合には要注意です。
- ・胃もたれや食欲不振
- ・みぞおちの痛み
- ・体重減少や貧血
- ・便潜血検査で陽性
症状が出る前に発見するためには、やはり定期的な検査が欠かせません。
◆ 当院でできる検査とフォロー
当院では眠ったまま受けられる胃カメラ・大腸カメラに対応し、苦痛の少ない検査環境を整えています。
さらに、必要に応じてCTやエコーなどの画像検査を組み合わせることで、より確実に経過をフォローできます。
院長は京都大学医学部附属病院や大阪国際がんセンターで20,000件以上の内視鏡検査・治療を経験しており、安心して検査を受けていただけます。
◆ まとめ
胃がんは治療が成功しても、その後に新たに発生することがあります。ピロリ菌除菌後でも5〜15%の人に再発が起こることが知られており、油断は禁物です。
大切なのは「治療後こそ定期検査を怠らないこと」。当院では地域の皆さまの再発予防と早期発見のために全力でサポートしています。安心して日常を過ごすためにも、ぜひ定期的なフォローアップをご検討ください。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。
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