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尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
健康診断や人間ドックで「胃にポリープがある」と言われると、「がんでは?」「切除が必要なの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
今回は「胃のポリープ」が見つかった場合の対応について、当院の視点からご説明します。
胃のポリープの多くは良性|すぐに心配はいりません
胃のポリープの多くは過形成性ポリープや胃底腺ポリープと呼ばれる良性の病変で、基本的には経過観察で問題ないことがほとんどです。
特に次のようなケースでは、積極的な治療の必要はありません:
- ・小さく、形が安定している
- ・出血や痛みなどの症状がない
- ・定期的な内視鏡で変化がみられない
つまり、「胃にポリープがある=すぐに切除」ではないのです。
ただし「切除が検討される」場合もある
良性であっても、以下のようなケースでは切除が必要になることがあります:
1. 出血の原因になっている場合
良性のポリープでも、表面がただれて貧血の原因になっていることがあります。出血が続いていると判断された場合は切除を検討します。
2. 急激に大きくなってきた場合
短期間でポリープが急速に増大している場合は、悪性化やがんの可能性も否定できません。生検や切除を行うことがあります。
3. 幽門に詰まり「Ball-valve症候群」を起こしている場合
ポリープが胃の出口(幽門)に引っかかることで、吐き気・嘔吐・食事が通らないといった症状を起こす場合、症状改善のために切除が必要です。
4. ポリープの形をとる「早期胃がん」の可能性
まれに、一見ポリープのように見える早期胃がんが存在します。この場合、見た目だけでは区別がつかず、熟練した内視鏡医の診断力が問われます。
院長の専門性にもとづく確かな見極め
当院の院長は、大阪国際がんセンターや京都大学医学部附属病院など、消化器がんの最前線である医療機関で内視鏡診療の研鑽を積んできました。
これまでに数多くの切除が必要な胃ポリープや早期胃がんの内視鏡診断・治療に携わってきた経験から、ポリープの見極めには自信を持っております。
「経過観察でいいのか」「切除が必要か」――この重要な判断を安心してお任せいただけます。
信頼できる医療機関での内視鏡検査が大切
胃のポリープの診断には、内視鏡による詳細な観察と必要に応じた生検が不可欠です。特に、良性か悪性かの見極めは、経験豊富な内視鏡医の目によって大きく左右されます。
当院では、丁寧で的確な内視鏡診療を通じて、「不要な切除は避け、必要な切除は見逃さない」方針で診療を行っております。
まとめ|「放置でよい」のか、「注意が必要」なのかは検査次第
胃のポリープが見つかったとき、「すぐに切除が必要なことは稀」ですが、見た目だけでは判断が難しいケースもあります。
信頼できる医療機関で胃カメラ検査を受け、適切な診断・対応を受けることが大切です。
📌 当院の胃カメラ検査について詳しくはこちら:
👉 https://tsukaguchi-cl.com/menu/胃カメラ検査/
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・大阪市などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
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