
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
今回は「若い人も油断大敵!30代・40代から気をつけたい脂質異常症」をテーマにお話しします。
健診で「コレステロールが高い」「中性脂肪が高い」と指摘されても、自覚症状がないために放置してしまう方が少なくありません。しかし脂質異常症は“サイレント病”と呼ばれ、将来的に重大な病気を引き起こす可能性があります。
脂質異常症とは?
血液中の脂質(LDLコレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール)のバランスが崩れた状態を指します。特に「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールが高い、「善玉」のHDLコレステロールが低い、「中性脂肪が高い」などが問題となります。
放置するとどうなる?将来的なリスク
30代・40代の脂質異常症を放置すると、数十年のうちに動脈硬化が進行し、以下の病気を引き起こすリスクが高まります。
- ・心筋梗塞や狭心症
- ・脳梗塞
- ・閉塞性動脈硬化症
特に「まだ若いから大丈夫」と油断していると、動脈硬化が知らないうちに進行し、50代以降で突然発症するケースもあります。
薬を始める目安は?
脂質異常症はまず生活習慣の改善(食事・運動・禁煙)から始めます。数か月続けても改善が見られない場合、または以下のようなケースでは薬(スタチンなど)の使用を検討します。
- ・LDLコレステロールが160mg/dL以上と高い場合
- ・糖尿病や高血圧など他の生活習慣病を合併している場合
- ・家族に若くして心筋梗塞や脳梗塞を発症した方がいる場合
薬を使うかどうかは年齢・家族歴・合併症の有無を含めた総合的な判断が必要です。健診で異常を指摘されたら、早めにご相談ください。
まとめ
脂質異常症は自覚症状がないため、つい放置されがちですが、30代・40代からの管理が将来の健康を大きく左右します。健診で異常を指摘された方は、生活習慣の見直しだけでなく、必要に応じて薬による治療も検討することが大切です。
当院では脂質異常症をはじめとする生活習慣病の診療を行っています。気になる方はお気軽にご相談ください。
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