CTと胃カメラの使い分け|どちらを受けるべき?|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|尼崎市の胃カメラ・大腸カメラ

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CTと胃カメラの使い分け|どちらを受けるべき?

CTと胃カメラの使い分け|どちらを受けるべき?|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|尼崎市の胃カメラ・大腸カメラ

尼崎市・塚口の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。

「みぞおちの痛みがあるけど、CTと胃カメラ、どっちを受けたらいいの?」
そんなご質問をよくいただきます。
どちらもお腹の状態を調べる検査ですが、得意とする範囲が異なります。
この記事では、CTと胃カメラの違いや、それぞれが適している症状・疾患についてわかりやすく解説します。

◆ 胃カメラとは

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察できる検査です。
細いスコープを口または鼻から挿入し、炎症・潰瘍・ポリープ・がんなどの有無を確認します。

【胃カメラで分かること】

  • ・食道炎、逆流性食道炎
  • ・急性・慢性胃炎
  • ・胃潰瘍・十二指腸潰瘍
  • ・胃ポリープ、早期胃がん
  • ・ピロリ菌感染の有無

粘膜を直接見られるため、炎症や小さな病変の発見に非常に優れています。
また、必要に応じてその場で組織検査(生検)を行うことも可能です。

◆ CT検査とは

CT(コンピュータ断層撮影)は、X線を使って体の内部を輪切りに撮影する検査です。
胃や腸などの臓器だけでなく、肝臓・膵臓・胆のう・腎臓など腹部全体の構造を立体的に確認できます。

【CTで分かること】

  • ・がんや転移の有無・広がり
  • ・胃の壁の厚み・変形
  • ・膵臓や胆のうの炎症(膵炎・胆のう炎)
  • ・腹部腫瘍・出血・腹水
  • ・腸閉塞(イレウス)や穿孔

胃カメラでは観察できない胃の外側や周囲臓器の状態を把握できるのがCTの強みです。

◆ 胃カメラとCTの使い分け

項目 胃カメラ CT
検査方法 スコープを挿入して粘膜を直接観察 X線で体内を断層撮影
得意な範囲 胃・食道・十二指腸の粘膜 胃の外側、膵臓・胆のう・肝臓など
見つけやすい疾患 胃炎・ポリープ・早期がん 腫瘍・炎症・出血・臓器異常
検査時間 5〜10分程度(鎮静可) 数分で撮影完了
痛み・不快感 鎮静剤で軽減可能 痛みなし

◆ どちらを受けるべき?症状別の目安

  • 胸焼け・みぞおちの痛み・食欲不振 → 胃カメラがおすすめ
  • 背中まで響く痛み・黄疸・発熱 → CTで胆のう・膵臓などを確認
  • 原因不明の体重減少やしこり → CTと胃カメラの併用が有効
  • 慢性的な胃の不快感+血便 → 胃カメラ+大腸カメラを検討

◆ 当院での検査体制

当院では、胃カメラとCTの両方の検査を院内で実施しています。
必要に応じて同日での検査も可能で、原因を迅速に特定します。

  • ・最新の内視鏡システムによる高精細画像診断
  • ・鎮静剤を使用した「眠っている間に終わる胃カメラ」
  • ・低被ばくで高画質なCT装置を導入
  • ・検査後は結果を画像とともに丁寧に説明

◆ まとめ|症状に応じた検査選択が大切です

胃カメラは粘膜の異常を詳しく見るのに最適、
CTは周囲臓器の構造的異常を確認するのに優れています。
「どちらが必要か分からない」という場合も、問診と診察により適切な検査を提案いたします。
胃の不快感や痛みが続く方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|消化器内科・内視鏡内科・肛門外科・内科

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また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
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胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。

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