大腸腺腫って何?放置せず切除するメリットとは|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|尼崎市の胃カメラ・大腸カメラ

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大腸腺腫って何?放置せず切除するメリットとは

大腸腺腫って何?放置せず切除するメリットとは|阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニック|尼崎市の胃カメラ・大腸カメラ

尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。

当院では日帰りでの大腸ポリープ切除を行っています。通常、切除から約2週間後に病理検査の結果をご説明しますが、その中で最も多い診断が「大腸腺腫」です。
患者さんからは「腺腫って悪いものですか?」「放っておくとどうなるの?」といった質問をよくいただきます。今回は、この大腸腺腫について詳しく解説し、切除の大切さをお伝えします。

◆ 大腸腺腫とは?

大腸にできるポリープ(粘膜の隆起)のうち、腫瘍性ポリープに分類されるのが腺腫です。腺腫は良性腫瘍にあたりますが、注意が必要です。なぜなら、腺腫は大腸がんの前段階(前がん病変)とされているからです。

◆ 良いもの?悪いもの?

腺腫は「良性」とはいえ、以下のような特徴があります。

  • ・腺腫自体はすぐに命に関わるものではない
  • ・しかし時間の経過とともに一部が大腸がんへ進展する可能性がある
  • ・特に大きい腺腫や形のいびつなものはリスクが高い

つまり「今は良性だが、将来悪性化することがある」――それが腺腫の本質です。

◆ 腺腫を切除するメリット

腺腫を内視鏡で切除することは、がんの予防につながります。

  • ・腺腫を取り除くことで将来の大腸がんの芽を摘むことができる
  • ・病理診断により「本当に腺腫なのか」「がんが含まれていないか」を確認できる
  • ・切除は日帰りで可能であり、体への負担が少ない

このように、大腸腺腫を早めに切除することは、大腸がんの一次予防として非常に重要です。

◆ 病理検査の流れ

ポリープ切除後、病理医が顕微鏡で組織を詳しく調べます。その結果を約2週間後にお伝えしています。

  • ・腺腫かどうか
  • ・腺腫の種類(管状腺腫、絨毛腺腫など)
  • ・悪性化の兆候(がんの有無や進展度)

これにより、今後のフォローアップ間隔や注意点が明確になります。

◆ まとめ

大腸腺腫は「良性」ではありますが、将来的にがんへ進む可能性をもった前がん病変です。だからこそ、ポリープの段階で切除することに大きな意味があります。当院では日帰りでの大腸ポリープ切除に対応しており、術後は丁寧に病理結果を説明いたします。
「腺腫って何だろう?」と疑問を持たれた方に、少しでも安心いただければ幸いです。

◆ 関連ページ

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