
目次
尼崎市の阪急塚口駅前いのうえ消化器内科・内視鏡クリニックです。
最近では、
- ◆ ChatGPT
- ◆ Google検索AI
- ◆ YouTube
- ◆ TikTok
などを使って、症状や病気について調べる方が非常に増えています。
実際、外来でも、
「AIで調べたら過敏性腸症候群かもと言われた」
「ChatGPTに聞いたら様子見でいいと言われた」
「検索したら大腸がんと出て不安になった」
というご相談を受けることがあります。
では実際、
AIに健康相談するのは安全なのでしょうか?
今回は、消化器専門医の立場から、
- ◆ AIのメリット
- ◆ AIの限界
- ◆ 上手な活用法
- ◆ 病院受診が必要な症状
について解説します。
AIは「健康相談の入口」としては便利です
まず結論からいうと、
AIは使い方次第では非常に便利です。
例えば、
- ◆ どの診療科に行けばよいか分からない
- ◆ 症状を整理したい
- ◆ 病気について基本知識を知りたい
- ◆ 受診前に情報収集したい
といった場面では役立つことがあります。
AIは、
- ◆ 24時間使える
- ◆ 気軽に質問できる
- ◆ 難しい内容をわかりやすく説明してくれる
という点が大きなメリットです。
実際、
「AIで調べたことがきっかけで受診につながった」
という方も少なくありません。
ただし、AIには“限界”があります
一方で、AIだけで病気を判断することには注意も必要です。
なぜならAIは、
- ◆ 顔色
- ◆ 表情
- ◆ 呼吸状態
- ◆ お腹の診察
- ◆ 血液検査
- ◆ CT
- ◆ 胃カメラ・大腸カメラ
などを確認できないからです。
つまり、
「文章だけ」では分からない病気がたくさんあります。
実際には「検査して初めて分かる病気」も多いです
消化器内科では、
「症状だけでは軽そうに見えても、検査すると病気が見つかる」
というケースが少なくありません。
例えば、
- ◆ 痔だと思っていたら大腸がん
- ◆ 胃もたれだと思っていたら胃潰瘍
- ◆ 下痢だと思っていたら潰瘍性大腸炎
- ◆ 便秘だと思っていたら大腸ポリープ
などです。
実際、当院でも、
「AIでは軽症と言われたけど、検査で病気が見つかった」
というケースを経験しています。
AIで「様子見」と言われても注意が必要な症状
特に、次のような症状は注意が必要です。
- ◆ 血便
- ◆ 黒色便
- ◆ 体重減少
- ◆ 貧血
- ◆ 強い腹痛
- ◆ 長引く下痢
- ◆ 繰り返す嘔吐
- ◆ 発熱を伴う腹痛
こうした症状では、
「AIで様子見と言われたから安心」ではなく、実際の診察や検査が重要です。
AI検索で「不安になりすぎる」こともあります
逆に、
「腹痛を検索したら、がんばかり出てきて怖くなった」
という方も少なくありません。
AIやネット検索では、重症例や目立つ病気が優先的に表示されやすいことがあります。
そのため、
- ◆ 必要以上に不安になる
- ◆ ネット検索が止まらなくなる
- ◆ かえってストレスが増える
こともあります。
海外ではAI医療相談に関する問題も報告されています
AIは非常に便利なツールですが、過信には注意が必要です。
実際に海外では、AIチャットサービスの助言を受けた後に健康被害が生じたとして、訴訟になったケースも報じられています。
もちろん、AIそのものが危険というわけではありません。
しかし、
AIは「診察」や「検査」の代わりにはならない
という点は重要です。
特に、
- ◆ 血便
- ◆ 黒色便
- ◆ 強い腹痛
- ◆ 体重減少
- ◆ 長引く下痢
などは、AIだけで判断せず、実際の受診をおすすめします。
引用元:Yahoo!ニュース
→ 「ChatGPTの助言で過剰摂取」19歳死亡で遺族らがOpenAIを提訴
AI時代だからこそ、「専門医に相談する価値」があります
AIは便利ですが、
- ◆ 実際に診察する
- ◆ お腹を触る
- ◆ 血液検査をする
- ◆ CTを撮る
- ◆ 胃カメラ・大腸カメラを行う
といった「リアルな医療」はAIにはできません。
特に消化器疾患では、
内視鏡検査をして初めて診断できる病気
が多くあります。
AIはあくまで「参考情報」として活用し、
最終的には専門医による診察や検査につなげることが大切です。
Q&A
ChatGPTの医療情報は信用していい?
参考になる情報も多いですが、診断確定はできません。
特に緊急性の判断や、検査が必要かどうかは、実際の診察が重要です。
AIに「様子見」と言われたけど大丈夫?
症状によっては注意が必要です。
特に、
- ◆ 血便
- ◆ 強い腹痛
- ◆ 体重減少
- ◆ 黒色便
などがある場合は、早めの受診をおすすめします。
AIで調べると不安になります…
ネットやAIでは重症例が強調されることがあります。
必要以上に検索を続けることで、不安が強くなることも少なくありません。
AIと病院、どちらを信じればいい?
AIは情報収集には便利ですが、診断や治療方針の決定は医療機関で行うことが大切です。
まとめ|AIは便利。でも「最後は専門医へ」
AIは、
- ◆ 症状整理
- ◆ 情報収集
- ◆ 受診のきっかけ作り
としては非常に便利なツールです。
一方で、
実際の診察や検査が必要な病気も多く、AIだけで判断するのは危険なことがあります。
特に、
- ◆ 血便
- ◆ 腹痛
- ◆ 下痢
- ◆ 胃痛
- ◆ 体重減少
などの症状が続く場合は、消化器専門医への相談をおすすめします。
当院では、
- ◆ 胃カメラ
- ◆ 大腸カメラ
- ◆ CT検査
などを組み合わせ、症状に応じた検査・診療を行っています。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
当院は、尼崎市・阪急塚口駅北口から徒歩1分の立地にあり、通勤やお買い物ついでにも立ち寄りやすい環境です。
また、伊丹市・西宮市・豊中市・大阪市(淀川区、西淀川区)などの隣接エリアや、
阪急西宮北口駅・武庫之荘駅・園田駅・神崎川駅・十三駅・稲野駅・新伊丹駅・伊丹駅といった周辺の駅からのアクセスも良好です。
JR猪名寺駅、塚口駅、尼崎駅や立花駅からはバスでのご来院も便利です。
遠方からお越しの方にもスムーズにご来院いただけるよう、アクセス情報は公式サイトにも詳しく掲載しています。
胃カメラ・大腸カメラなどの検査をご希望の方も、どうぞお気軽にご相談ください。

